にわとりが闊歩する『石上神宮』を参拝してみた in奈良
奈良県の天理市に「石上神宮」(いそのかみじんぐー)っていう神社があります
古事記や日本書紀にも出てくるとっても古い神社で、いにしえのヤマト政権の豪族・物部氏か武器庫として活用してたとかなんとか
物部氏は蘇我氏と対立して破れた豪族で、勝った蘇我氏は飛鳥時代の終焉まで政治に深く関わることになりましたとさ
武器庫ということなので「七支刀」という中二感マックスな刀が有名です
犬○叉とかに出てきそうなデザインの日本版エクスカリバー
昔も「これかっこよくね?」とか言いながら作ったんですかねえ
そんな由緒ある神社なのですが、特筆すべきことがもうひとつ
ここはにわとりがいっぱい歩き回ってます
入り口
厳か
紅葉の季節に来ても綺麗そうだね
鳥居をくぐると
チキンたちが闊歩しているじゃないか
人よりも鳥の方が多いです
ただ、初詣の時とかで人混みになるときはみんな避難してます
酉年のときはみんなここに初詣にきます
イケメンくん
ちょっと近づくくらいじゃ逃げません
烏骨鶏みたいなのや尾長鶏みたいなのなどなど、いろいろいらっしゃいます
ベンチもにわとりたちに占拠されたます
ベンチに腰掛け?る烏骨鶏
人間の出る幕はない
ぶち模様のにわとりが一番かわいいのでずっとこの子を追いかけてました
にわとりの写真ばっかりなのでお社の写真もね
中くらいの規模な神社です
門がとてもいい雰囲気を醸し出している
お散歩感覚でかるーく神社とかお寺を歩くのは気持ちがいいなあ
寺社をめぐるなら御朱印帳を準備してもいいかもなぁとおもいました
三重県にある滝群『赤目四十八滝』に行ってみた in三重
「四十八滝」とありますが、滝は48個もありません
日本では滝が多数ある場所を「四十八滝」と呼ぶのです
この国では古来から数多いことは48に由来してますね
四十八手しかり、某アイドルグループしかり
四十八手と聞いて相撲よりもいやらしいことが先に頭をよぎったそこのあなたはこのブログの読者にな(ry
話が脱線しましたが、今回は赤目四十八滝にいってきましたよーって記事です
ご覧あれ~
渓谷入り口
ここの受付で入山料金を払います
お姉さん「渓谷内は灯がまったくないので5時までに下山してくださいね」
時刻は午後3時半、最奥地までは片道90分なので残念だが途中まで行くとしよう…
このなかはオオサンショウウオの資料館になってます
いっぱいサンショウウオくんがいます
保護の関係で、渓谷内は遊泳禁止です
川で泳いでる時に全長1mのサンショウウオが突如目の前に現れたらパニックになって溺れそうなので人とサンショウウオの間でWin-Winの関係を築けてますね
一族揃っとぼけた顔をしていらっしゃるオオサンショウウオくん
そういえば少し前に、オオサンショウウオの写真を見てSNSで「福島原発事故の放射能の影響で蛙の幼虫がここまで大きくなった、大人になったら犬や子どもを食べるかもしれない、原発反対!!」って騒いでる人が話題になりましたね
オタマジャクシ扱いされるオオサンショウウオくんかわいそう
まず、蛙の子どもは「幼虫」とは呼びません
川沿いは遊歩道となっていてとっても歩きやすいです
第一の滝到達
今回の目的は滝の写真を撮ることでした
マニュアルモードで滝撮りは初めてです
ポスターとかでよくみるような写真を撮りたいなぁと思って初挑戦
案外うまいこと撮れててにんまり…
さらにF値を絞って暗めバージョン
雰囲気大分変わりますね
その後も三脚を立ててはとりあえず撮ってみるの繰り返し
星撮りもそうですが、シャッター流すの楽しい
一瞬とは言いがたい数秒間を1枚の写真で表現するのです
水に注目したことがなかったのですが、被写体として考えるとおもしろい物体ですね
普段は撮影目的を持たずにカメラを持ってブラブラするタイプだからなぁ
遊歩道も雰囲気良し、です
もうすこし秋が進んでから来たら紅葉と川のコントラストとかすごいんだろうな~~あと人の量もすごいんだろうな~
写真で撮ると滝はなんだかファサァ…って感じになりますね
……ちょっとなに言ってるかわかんない(サンドウィッチマン)
「布曳の滝」という名前の滝
その名のとおり布を曳いてる様子を表現できてるんじゃないかな
ずぼらな私の味方、オートモードで撮影したもの
リアルでの見えかたに近いのはこっちですね
たまにはカメラの設定をマニュアルにして歩くのもいいですね
(わしは普段、ほぼオートモードというずぼらな人間です~)
帰り道も行きしなと違う景色に気づけるのでたのしい
三脚をおったててはパシャリとします
そして下山
麓の土産屋には超絶かわいらしいサンショウウオTシャツが売ってました
買わなかったけど、今になって買っとけばよかったなあと後悔してる…
久しぶりに「写真を撮る」ことを目的にした、そんなお出かけでした
斑鳩で『法隆寺』を歩いてみた in奈良
日本最初の世界遺産を知っていますか?
そう、姫路城と法隆寺です
「法隆寺地域の仏教建造物」として1992年にユネスコ世界遺産に登録された法隆寺は奈良県の斑鳩町という町にあります
読み方は「いかるが」
聖徳太子に所以のある世界最古の木造建築、そんな法隆寺をちょろっとだけ歩いてきました
なぜちょろっとだけかというとテラ地元だからです
家から法隆寺の五重塔が見えてるくらいなんで散歩がてらって感じですね
家から見える五重塔です
こう書いてみたら自宅から撮ったように思われるかもしれないけどさすがに家からはこんなふうには見えない
正面から
修復工事中です
平成30年12月までの工事
1枚で法隆寺の全てを紹介することに成功しました
奈良では空前の修復工事ブームです
興福寺もつい一年ほど前にやっと修復工事が終わりました
五重塔と青空
言い伝えでは法隆寺建立は西暦607年
現代から1400年前の飛鳥時代に想いを馳せる
柿食へば 鐘が鳴るなり 法隆寺
正岡子規の有名な一句
石灯籠がお好き?
では結構、石灯籠のニューモデルです(コマンドー)
夢殿、中宮寺へと続く道
だだっ広い
秋めいて来たなあ
散歩がてらなのでお写真はこんなもんです
拝観料が高いので拝観はしません
1500円します
法隆寺から少し離れたところには
『法輪寺』
『法起寺』
三重塔がシンボルのこじんまりとしたお寺があります
どちらも法隆寺から一キロ圏内かと思うので法隆寺に訪れる方は足を運んで見てもいいかもです
こちらの拝観料はワンコイン
彼岸花が燃えるように咲いてました
秋だなぁ
出歩くには気持ちいい季節になりましたね
これからいっぱい出かけて記事増やしていきます
『天王寺動物園』で愛嬌のあるしろくまに会いに行ってみた in大阪
大阪のど真ん中にある天王寺動物園にいってきました
10年ほど前までは動物園の外には動物的なおっちゃんがいっぱいいました
それも過去の話、現在の天王寺駅周辺は都市整備され、なんとも綺麗な街になりました(それでもちょっと駅前から外れたら当時の面影が垣間見れます)
あべのハルカスの隣にあるのでこんな写真が撮れます(これは以前に撮った過去画やけど)
サバンナと都会の調和、そんな動物園を練り歩くのだ(都市部の動物園はみなそうだろー)
入り口
きれいになったもんだ…
ゲートをくぐると通天閣
まずは百獣の王
いかにも写真を撮りやすい岩場に鎮座してくれている
ウホ、男前ですね…
これは王様ですわ
ライオンの対角線上にいる動物はトラでしょう
大阪人のソウルアニマル
西宮ではよくこの動物を模した格好をしてる人が目撃されます
なかには「ほぼコスプレやん」って人も
六甲おろしに颯爽と
通天閣と山羊さん
絵になる山羊
ダイジェスト
きりんさん
おおかみさん
かめさん
恩返しに来てくれると噂の鶴さん
鳥には珍しく可愛いお目めしとる
折りたたみモード
持ち運びに便利です
子どもを運んでくると噂のコウノトリさん
どうやって子どもができるの?という良い子たちの困った疑問を全て背負い込んで解決してくれる鳥
私はこんな鳥に運ばれた記憶はないんだけどなぁ(すっとぼけ)
死んだ目で草を食べてる羊がいました
天王寺動物園のアイドル「イッちゃん」
「ゴーゴくん」と「イッちゃん」
ゴーゴくんは一年間婿入りで和歌山県のアドベンチャーワールドに出向中なんでいまはイッちゃんしかいません
彼女は遊び好きでいつもおもちゃで遊んでます
おかげで住まいのプールはめっちゃ散らかってる
「ポリタンク飽きたわ…」
のそのそ…
「あれほしいねん」
どうやら黄緑色のかごと、かごにはいった赤色のボールがほしい様子
「ぐぬぬ…」
ショボン…
もうおもちゃのことが気になって仕方がない様子
「取ってよ」と言わんばかりの顔でお客さんを見つめる
プールに入った途端、お客さんがおもちゃにされちゃうぜ
諦めムード漂うイッちゃん
お客さん一同は思う
「なんで泳いで取りに行かんの?」
「時は満ちた!」
5分ほど緊張状態が続いたのち、いきなり飛び込みました
見事お目当てのおもちゃをプールの摩の手から奪還
お気に入りの場所に運んでいく
ブルブルブルブルブルブルブルブル
「ふんふーんふーん♪」
楽しそうなのが見るからに伝わってきてかわいい
お気に入りの場所到着
なんて愛嬌のあるしろくまなんだ
「どやぁ…」
お客さんに自慢
優越感に浸るイッちゃん
「さて、遊ぶぞ!」
グラリ
おばかなイッちゃん
おもちゃを即プールに落としてしまう
「そんな馬鹿な……」
あなたが馬鹿なのですよ?
「もうこっちで遊ぶわ」
かごとボールはあきらめたイッちゃんでしたとさ、めでたしめでたし
イッちゃんはわずか15分ほどでこれだけ表情豊かな姿を見せてくれました
平日に行きましたが、人だかりができてた展示場はライオンとホッキョクグマだけでした
大阪に訪れた際は是非イッちゃんに会いに行ってくださいな
沖縄県『座間味島』で水中写真を撮って青色に染まってみた in沖縄
沖縄の本島から船で1時間ほどの位置に座間味島という島があります
島にはリゾートホテルもなければレストランもない、知る人ぞ知る穴場的なスポットです(と言っても普通に観光地として紹介されてます)
しかしながら海の色は一級品、コバルトブルーに染まってきました
高速船で3000円、フェリーで2000円
フェリーざまみ
帰りしなのりました
ゆったり
高速船のクイーンざまみ
行きしなにのりました
ぶーん
写真ではわからないがこの高速船、超スピードで鬼揺れる
座間味村の玄関口の港につきました
すでに夕刻、泳ぐのは明日からなので島を散策
雰囲気がとてもよい
ちゅらさんかよ
港から5分ほど歩いたら建物がなくなります
「よくこのちいさな島に来たな」
夜も歩いてました
といっても、範囲が小さいので同じ道をぐるぐる
やどかりと散歩してました
陸の写真はほどほどに海に行こう
座間味島には有名なビーチが二つあります
古座間味ビーチと阿真ビーチ
まずは海ガメと泳げる阿真ビーチ
結論から言うと海ガメと会えなかったよ…
サンゴ礁ではサンゴの保護のため、サンゴの上に立って休憩するのはNGです
よって疲れてくるんですけど、この阿真ビーチは遠浅でしかも砂浜
疲れたら普通に休めます
浅くて初心者向けです
かわいい一匹狼、モンガラカワハギ
小さい頃から図鑑で見て好きでした
好きなさかな四天王
現地ではガーラとよばれるお魚
ロウニンアジとかギンガメアジってやつです
俗に言うGT、ジャイアントトレバリー
ちなみに泳いでるの朝の6時です
海はまだ暗い
デバスズメダイ
近づいたら枝サンゴのなかに逃げてきます
ルリスズメダイ
個人的にはデバスズメよりすき
ツノダシ
好きなさかな
小さい頃はエンゼルフィッシュって呼んでました
阿真ビーチでは海ガメと泳ぐために早朝にいったものの、だめでした
気を取り直して古座間味ビーチへ
なんという青
海にはいるとすぐにドン深
10歩すすめば足がつかなくなります
凄まじい青さに感動です
珊瑚もいっぱい
ハナビラクマノミかな?
イソギンチャクは満室でさまざまなクマノミが住んでます
クマノミのなかでも人気があるのはカクレクマノミ=ニモでしょうが
個人的アイドルはこれ
ハマクマノミ!
好きなさかな四天王
ほんとかわいい…
溺れそうになるまで潜って撮りまくりました
好きな種類はチョウチョウウオです
四天王の一角はトゲチョウチョウウオ
でもこいつはニセトゲチョウチョウウオ
偽物でもめっちゃ近づいた来てかわいいから許す!
チョウチョウウオの仲間はかわいいな~
ガーラ接近
あんまり逃げないのでちょっとズームしたらいい感じの写真撮れます
しましまの海蛇発見
こいつはエラブウミヘビ、海のコブラです
かわいい柄をしてて挙動不審で魚に追っ払われたりしてますけど、けっこう過激な神経毒をお持ちです
ハブの80倍だとか
海蛇には魚類と爬虫類の二種類がいます
こいつはれっきとした「蛇」
蛇なんでエラ呼吸はできません
おいかけまわすと息が続かなくなって海面にでます
「息が持たんでござるよ ニョロニョロ」
首だけ出して空気を吸う
ネッシー伝説の正体です(大嘘)
エラブウミヘビは素手で捕まえるくらいおとなしいけど、噛まれたらまぁ死ぬので遠くから観察しましょうね
四天王、ヒフキアイゴ
どうやら私は黄色いさかなが好きなようだ
すぐに逃げていくヒフキアイゴくん
待ってよ……
座間味島、おすすめです
シュノーケリングが趣味ならば一度は行くべきところです
人生で一番透き通った青い海でした
日本一の水族館と名高い『美ら海水族館』に行ってみた in沖縄
水族館、とても好きなのです
生き物がたくさん詰まったガラスの海洋は見る目を離しません
今回は沖縄の『美ら海水族館』です
6年ぶりに行ってきました
俗に言うKIXから桃の飛行機に乗り
浪慢飛行へ in the sky
飛行機めっっっちゃすきなので幸せな時間を過ごす
1時間40分のフライトで俗に言うOKA、那覇空港へ
那覇市で「亀かめそば」っていう有り得ないくらい美味の沖縄そばやさんで腹ごしらえして (こんなにうまいそばはじめて食べました、ほんとにおすすめ)
遠路はるばる、ようやく着いた『美ら海水族館』
思っていた以上に辺境でした
ジンベエザメのブロンズ像が青い空を泳いでます
海沿いに立地していて少し歩くと「美ら海」
(海で泳いでも綺麗なお魚たくさん見れるんじゃね?なんて野暮なことは考えません、それはそれ、これはこれ)
さぁ入館だ
入口付近にまずあるのはふれあいコーナー
生き物たちからしたら果たして人間とふれあいたいと思っているのだろうか?
「ふれあう」とあるが、人間が一方的に触ってるだけじゃないか?
「おさわりコーナー」って名前に改名すべきじゃないか?
いやしかし「おさわりコーナー」って少し破廉恥じゃないか
まるでそういう(ry
感想
ヒトデくんがカチカチでした
つぎは小柄なウミガメとウツボが泳いでる水槽
僕が沖縄に来た理由はウミガメくんと泳ぎたかったからなのよ(結論から言うと泳げませんでした)
ナポレオンフィッシュ(たぶん)
夏休みなので人もいっぱい
光のカーテン
水の美しさにも気づけますね
クエの仲間はどの水族館でもボス感を醸し出してますね
やたらガラス面に近づいてきたくれるイメージ
フォルダを見返すと奇跡の一枚に驚く
太陽拳(すみません)
マングローブ水槽
お食事中のイカ
どーでもいいけど好きな寿司ネタはゲソです
安くてうまいもんね
えび
大人になってわかるえびの綺麗さ
延々と岩をツマツマしてるのもかわいい
待望のギネスに載ってる大水槽
めちゃくちゃ人が滞留してたけど、それも納得できる
ずーっといられます
ジンベエザメくんおっきくてかわいいよ~~
結局大水槽を20分ほど眺めていました
大水槽の隣には鮫水槽
悪名高いイタチザメ
なんでも口にする性分で、腹の中から車のナンバープレートがでてきたこともあるそうな
日本近海ではこいつが一番危ないんじゃないでしょうか
縞模様があることから英名はタイガーシャーク
ちなみに日本でトラザメと言ったらちっちゃくてかわいい鮫です
英名はハンマーヘッドシャーク
こいつはときに千匹単位で群れることもあります
その画像は圧巻なのでググってください
水族館の外にはマナティーとウミガメを展示しているエリアがあります
水族館の外なのでマナティーとウミガメだけなら無料で見れます(入館料ケチる人はわざわざ美ら海水族館まで来ることはないだろうけど)
カボチャをむしゃるベジタブルなマナティー
食べ方きたないぞ
ウミガメ大決算セール
雑なプールにうじゃうじゃいました
前回来たときは「プール洗うために水が少ないのかなぁ」と思った記憶があります
この浅さがデフォなのか…?
「ヒレなんて飾りですよ、偉い人にはそれがわからんのです」
泳ぐというより這うウミガメたち
屋内では特別扱いされているクロウミガメがいます
見るからに白い姿で元気に泳いでました
『美ら海水族館』は大きな公園の敷地内にあります
ガジュマルやハイビスカスなどの沖縄らしい植物もいっぱい生えてます
那覇から遠いけど、良いとこ良いとこ、一度はめんそーれです
本土出身者には非日常が待っていますよ~めんそ~れ~
『てつのくじら館』で海上のマインスイーパーについて学んでみた in広島
大和ミュージアムの向かい側には無料で入れる『てつのくじら館』があります
道路沿いに本物の潜水艦がこれ見よがしに鎮座しているので、外観では大和ミュージアムの100倍目立ってます
大和ミュージアムでは呉の船舶製造技術を学べる一方、この『てつのくじら館』では海上自衛隊の活動について学べます
海上自衛隊って何してるの?って考えてみたところ、漠然と「国を守ってる」としか言えません
生活していて一番身近に感じるのは陸上自衛隊、災害現場にも赴いて復旧活動とかもしてる姿がメディアにも取り上げられています
じゃあ海上自衛隊は……?
そういったわけで薄識な私にはぴったりな博物館でした
入棺の儀
自分の姿が写ってしまっている
海上自衛隊の活動は国の防衛の他、
・災害時の派遣
・海賊の取り締まり
・掃海
・南極探査の支援
等々があるそうです
そのなかでも海上自衛隊の原点は機雷の掃海にあるそうです
戦後の主な貿易ルートは船によるものであり、戦争からの復旧には海の航路を開いて海外から物資を本国に入れる必要がありました
しかしながら、終戦直後の日本近海には1万個を越える機雷が存在しており、貿易船が近づくことすらできない「死の海」でした
そんな「死の海」から機雷を除去する組織が海上自衛隊の前身だそうです
ヒエッ…
瀬戸内海で爆発する機雷
巻き込まれたら沈没間違いなし
機雷の種類
多種多様に富んでいます
要するに「足止め」と「攻撃」の二種類に分けられてるっちゅうこっちゃ
足止めの機雷にはぷかぷか浮いてるやつと沈んでるやつがあり、そのなかにも船と接触して起爆するもの、振動を感知して起爆するもの、船から出る音波を感知して起爆するものがある
攻撃の機雷には船の音波を感知したら魚雷みたいに突っ込んでくるものや、急浮上してくるものがある
ということ
一日で機雷博士になってしまったぜ
ぷかぷかタイプの機雷
いかにも悪そうな形をしている
沈んでるタイプの機雷
こいつらは振動や音波を感知して起爆する
撤去方法その1
ガトリング砲でぷかぷかタイプの機雷を撃ち抜くというロックな手段
沈めるだけで機雷を解体したことにはならないのが難点
撤去方法その2
ソナーを発する魚雷みたいなもので沈んでるタイプの機雷を爆発させる方法
たまに爆発が直撃して魚雷くんが負傷することも
「いてぇよ……」
その3
一番確実でかつ臨機応変に対応でき、音波を発することなく振動もほとんどない方法
それは人力
潜水して自力で解体します
怖すぎでしょ
掃海について学んだあとは本物の潜水艦『あきしお』のなかを見学しました
亡国のイージスっぽさある
いっぱい学びました
これで夢の(?)機雷博士の仲間入りすることができましたとさ
呉市にある『大和ミュージアム』に行ってみた in広島
正式名称は呉市海事歴史科学館らしいけど、大和ミュージアムって愛称の方が有名ですね
戦艦大和を通じて平和を学ぶというよりも、戦前から現在に至るまでの呉の船舶製造技術を学ぶ資料館となっています
人気スポットということもあり、平日にも関わらずめっちゃ人いました
入り口
2005年にできた資料館なだけあって綺麗です
資料館の外には戦艦陸奥の41センチ主砲、スクリュープロペラ、主舵が設置されてます
これならタダでも見れるぜ
持ち主のプロフィール
謎の爆発で沈没ってどういうことなの…
35mm換算で33mmのレンズでは接写するのが難しいほどでかいのだ
さあ館内に入りましょう
まずは目玉の模型
10分の1スケールの戦艦大和
逆光……
ごつごつしてて無機質でかっこいいなあ
スモールライトで小さくなって乗り込みたい
展示のコーナーへ
呉の船舶製造は世界を見据えていました
だから世界と戦おうとしたのかもね
金剛デース
(艦隊コレクションは超にわか知識)
技術の結晶が詰まった戦艦大和
現代に置き換えるなら人工知能とか盛り込む感じだろう
アイアンマンのジャービスみたいな戦艦だったらめっちゃカッコいいぞ
空襲攻撃からめっちゃ逃げる戦艦武蔵をとらえた空中写真
武蔵は大和の相棒的な戦艦だったそうな
武蔵いいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!
そして沖縄へ特攻し、大和は沈んだのだ……
仲間もいっぱい沈没してますね
戦艦長門
戦後現存した唯一の戦艦でしたが、アメリカのビキニ環礁での水爆実験で実験台にされてしまいした
1度目の空中爆発実験では小型船が吹き飛ぶ中で見事無傷で帰ってきたものの、2度目の水中爆発実験では重症を負い、実験の4日後に力尽きて沈没してしまいました…
戦闘機シリーズ
私は紫電改がすき
他には月光もすき
呉出身の船たち
みーんな沈んじゃったなんて悲しい
人間魚雷の回天
特攻兵器といえば空の桜花、海の回天
人間の命を部品にするなんてねぇ
発射されれば戦死が確定するなんてねぇ
実物の52型
俗に言う零戦戦闘機
滋賀県の琵琶湖に不時着したのを引き上げたそうだ
ぐるーっと(だいたいは)回ったので最後にもっかい大和をじっくり見ます
かっこいい~
びびびっとくる
ちょっと急いでたので駆け足になってしまい、全部見るのに一時間かかりませんでした
じっくり見たら半日はいれるんじゃないでしようかね
次の記事は大和ミュージアムのお向かいにある『てつのくじら館』を書きますぜ…
世界遺産の海上神社『厳島神社』を参拝してみた in広島
水の上に浮いてる寺社仏閣で有名なのは『厳島神社』でしょう
なんたってワールドヘリテイジですからね、世界一有名な水上寺社なのでは?
水の上に浮かぶ紅の宮の美しさはまさにレガシー…
今回は宮島にキャンプ泊して観光客が少ない早朝を狙って参拝してきました
当ブログ初の世界遺産訪問、さぁ行ってみましょ~
フェリーで宮島へ
フェリー乗り場
電車の終着駅でもあります
広島市内からなら手ぶらでいけますね
フェリーを待つマイフェアリー忍たまくん
運賃は大人190円という格安
バイクは別途290円です
ゆらゆら揺られて10分くらいで到着
まぁ本土から宮島は目と鼻の先ってくらい近いですからね
写真の後ろに写ってるのが本土です
歓迎(誰もいない)
到着したのは18時前ですし観光客はほとんどいませんね
キャンプ場方面に移動するとますます人通りがなくなる
やむなくアカテガニくんに話しかける
かわいい
鹿の親子
宮島の鹿は奈良の鹿と比べてかわいい
大人もちっちゃいし、人を襲わない
奈良の鹿は平気で人を襲ってきます
食べられます
夜の厳島神社へ
厳島神社は夜間は参拝することはできませんが、ライトアップされています
さぞかし綺麗だと思うので見に行きましょう
道中にクソデカしゃもじがありました
長さは驚異の7.7メートルという巨人用しゃもじ
何人分よそえるんだ、というよりなぜこんなものを作ったのだ(説明文読んでない)
閉まってる店の提灯が点灯
映画「千と千尋の神隠し」の冒頭シーンのよう
このままだと私、消えてしまう…?
「どうしてここへ来た?戻るんだ!」
ハク様と遭遇
こんなハク様はいやです
超絶美味の現地の食べ物を食べたので姿は消えません
牡蠣のバター醤油焼き、うんめぇ〜ぞこれ〜
なお、豚にはなる模様
ライトアップの大鳥居と対岸の街明かり
可憐だ…!
本殿側
水に浮く紅の社
石燈籠も灯ってよい雰囲気ですわよ
夜の厳島神社は日本人よりもバックパッカーの外国人のほうが多かったです
日本人にはハードルが高いのかな…?
ハードルは知らないけれど、宿は確かに高い
私は格安キャンプ場で外国人と鹿に囲まれて寝ました
どん兵衛食べてたら鹿めっちゃ寄ってくるし、深夜に大雨降ってくるし、オラすっげぇ大変だったぞ
早朝の厳島神社
翌朝、7時前に参拝開始です
180度反転する顔
からだの横から首が生えているみたい
あなたかわいいおしりしてるね、ハートの形だ
狙ったとおり、観光客は皆無
しかも満潮(水の色がきたないのは気にしないでおこう)
とんでもなく厳かな雰囲気を醸し出している
提灯を見たらボカした写真を撮ってみたくなる
そして撮って毎度思う、「普通だなぁ」
水に浮かぶ鳥居
本殿よりちょっと薄い色でオレンジって感じ
本殿と、本殿から鳥居に向けて
廊下も素敵
なぜこんなにもロマンを感じるのだ
納得の世界遺産、良い雰囲気に浸ることができました
他にも水族館もあるし、山登りもできるので次は晴れた日に丸1日滞在したいです
原爆ドーム
通り道だったので行ってきました
これも世界遺産
第二次世界大戦中、唯一核攻撃を受けた日本を代表する被爆建造物です
「負の遺産」とも言われてますが、この言葉は「歴史は繰り返しちゃいけない」といった意味を持つ、いわば平和のシンボルというニュアンスですね
ここも外国人は多いのですが、他の観光名所よりも西洋人の割合が多い気がしました
爆発前のお姿
熱線と爆風でこうなるなんて恐ろしい…
昔は核兵器によって焼け野原になったとは思えないほど現在の広島市は発展していて、めちゃくちゃ住みやすそうでいいなぁと思います
ご飯も美味しいし、都会で住みやすいだろうし、ちょっと車を走らせればすぐに田舎にいけるだろうし(偏見)
こんどは広島市内をはしご酒したいなあ
岩国で『錦帯橋』を渡り、『シロヘビの館』に入館してみた in山口
山口県の観光スポットのひとつに岩国があります
山陽道の要所として古くから発展してきた町です(調べてないけどたぶんそんな感じだろう)
通り道だったので1時間ほどですがぶらぶらり、ぶらぶらるしてみました
錦帯橋
言わずと知れた有名な木造橋
曇天なのが惜しい
観光地で釣りなんて贅沢な人だ
雰囲気も最高だろうなあ
入橋料往復300円
片道は売ってません
アップダウンを繰り返す橋
偏差値低い感想だがこれ以上の感想を述べられるほどの国語力は備わっておりません
ワタシ、ニホンゴ、ワカラナイネー
錦帯橋を渡り終え、観光案内板を見る
あまり時間に余裕がなかったが、だからと言って橋だけ渡って帰るのもなぁ…って感じなので面白そうな場所を探す
おっ
生き物オタクの目に留まったのは『岩国シロヘビの館』
小学生のときは6年間いきもの係だった血が騒ぐ
シロヘビ、君に決めた!
岩国シロヘビの館
良い雰囲気の公園内を抜けていくと
つきました
入場料200円
岩国はシロヘビが自然発生している世界でも珍しい地域だそうです
だからこんな博物館があるんですね
岩国に伝わるシロヘビ伝説
一頭殺されてるのは大丈夫なんですかね…
てかイラストは蟲師の作者・漆原先生じゃないか
写真撮影コーナー
今津の言い伝えの再現かな
役人のお家でシロヘビが現れた図
階段を降りるシロヘビ
シロヘビとエンカウントして素晴らしいリアクションをとる仕様人
その仕様人をめっちゃ冷めた目で見る役人
綺麗な館内
リニューアルしたばっかりだそうで
もちろん蛇もいます
へびってかわいいなあ
飼ってみたいけど世間体が悪そう
ご近所さんから陰キャに見られそう
でも飼ってみたい…
出口では蟲師を告知してました
全巻持ってるぞ!!!
こうして岩国のことを全然学ばないうちに岩国を去ったとさ
めでたしめでたし