近畿の最奥地『大台ケ原』で星と朝日を見に行ってみた in奈良
私は子供のころから星を見るのが好きです
修学旅行で訪れた広島の蒲刈の星空に大きく感銘を受け、それから幾度となく空を見上げてセンチに浸っています
とはいっても、普通に暮らしていてもなかなか満点の星空を見ることはできません
そこまで田舎に暮らしていないのだ
というわけで、たまには満点の星空を見ようと思い、奈良県の最奥にある「大台ケ原」というところに天体観測にいってきました
まず、大台ケ原ですが、日本百名山であり、屋久島と並ぶ日本有数の豪雨地帯です
そして標高は1600mちょい
駐車場に到着したときは、もう初夏だというのに雪が降っていました
真夜中に天気が回復することを祈り、車の中で就寝
そして午前二時に起床、快晴。
空には天の川が煌めいてました
あれがデネブアルタイルベガと指差しができました
機器と腕前が足りていないのが否めないが、10年近く前のAPSーC機種でもここまで写りました
きれいだぜ~
ほかの写真?ありませんよそんなもの。
APS-Cだと、どうしても画角がちいさくなっちゃうね。そして星も流れる
ワイだって、お金があればフルサイズと赤道儀買っているのだ
いつか魚眼で天の川を撮りてえな
次は朝日を見に行きます
ご来光は山頂付近で見ましょう、というわけで日の出40分前まで仮眠
星を見た駐車場からは徒歩30分ほどの登山道
登山道といっても、森の中の遊歩道だけどね
ちなみに星撮りガチ勢は、真夜中に森の中を歩いていくらしい
私は幽霊に呪われるか、熊の餌になるかの二択なので無理です
空が白み始めた日の出前でも怖かったというのに
駐車場から20分ほど歩くと開けたところへでます
薄明の伊勢湾
ここから日出ケ岳と正木峠へ分かれ道となります
今回は正木峠へ
立ち枯れが点在する正木峠
もともと苔が生い茂る森林だったそうですが、伊勢湾台風でこんな閑散とした姿になり果ててしまったそう
この時間帯、誰もいなくて風の音しか聞こえないので寂しさが倍増
これも哀愁があっていいですけどね
そうこうしているうちにライジングサーン
日の出のタイミングを逃さないため、ここまでハイペースで登ってきましたので疲労感
そして寝不足
これらを吹き飛ばす美しい太陽です
朝が来る…
このご来光はここまで来た者にしか見ることができないものだね
サンセットビューポイントには多くの人が集まりますが、日の出は早朝、しかもここは大阪から車で片道3時間の紀伊山地の果て
日出ケ岳には人影がぽつぽつありましたが、正木峠の周りには人はいませんでした
独り占めだぜ
なかなか晴れない大台ケ原、この日の朝は晴天でした
そのまま登山をする選択肢はなく、ほぼ徹夜の疲労感に導かれるように帰路につきました
気づけばもう夏が終わってしまいましたね
今年はあんまりお出かけできず、家の中で過ごす時間が増えたけど時が過ぎるのがはやい
なんでだろう。
家の中で過ごす時間増えたくせにブログは更新しないんだな